それでは、現在進行形で転勤族の筆者が思うデメリットをお伝えします。
あくまで個人的な意見ですので、全ての転勤族に当てはまる訳ではありませんのでご了承下さい。
その1.知らない土地で独り
転勤さえなければ、ずっと同じ土地で、同じ職場で、気心知れた仲間達と過ごす事ができます。
しかし転勤すると、それらは全て無くなります。
「あー久しぶりに、友達に会いたいなー。連絡して、明日いつもの居酒屋に飲みに行くか。あそこの突き出しはうまいんだよなー。」はできません。
転勤先には幼稚園から一緒の幼馴染も、馴染みの美味しい居酒屋もありません。知らない土地で1人です。新しい環境の中、自分で居場所を作っていくしかありません。
でも新しい職場ですから、覚える事も多いですね。自分の時間を作るより先に、まず仕事環境に慣れることがあります。よって、仕事漬けの日々が続きます。
そして、「いやー、やっとこの街にも慣れてきたなー。明日は先輩に教えてもらった美味しいパンケーキでも食べに行こうかな♪。」ってな感じで転勤先で馴染んできたところで、大体また次の転勤が待ってます。
作りあげた居場所も数年でまたさようなら。
まさに砂の城状態です。
その2.孤独を感じやすくなる
まあ、孤独が好きな人もいると思うので、個人差ですが、大体の人が1度は感じると思います。特に転勤で孤独を感じやすい人は、地元を1度も離れた事のない人です。
転職を機に地元を離れると、新しい環境に気持ちがついていけず、2週間ぐらいで孤独がやってきます。
最初のうちは仕事に追われ、寂しさや孤独は感じづらいんですが…少しずつやってくるんでね。そして、纏わり付いて離れない人もいます。
家族がいたとしても帯同しない限りは1人ですね。勿論、転勤先には友人もいないという事になります。(稀にいる人もいますが、それは奇跡です。笑)
企業によっては転勤先の職場にも知り合いがいない、仕事仲間ゼロ(私の事です。)というのもあります。
そう、孤独との戦いになります。
気がついたら休みの日は一言も喋っていない…そして、遠い家族と友人を思う日々です。
転勤ではよくある事です。
転勤族にとって孤独は友人(隣人?)です。